この日はサンヨーガーデン2鞍です。
えーっと今日の1鞍目は・・う、カルマさんかぁ。
カルマさんは少し前にうんともすんとも動かないというレッスンをされてしまい、本当にめげたお相手で、この名前を見るとちょっとドキドキしてしまいます。
でも、しばらくカルマさんから離れていた時期(なぜか当たらなかった。先生わかっていた?)、最初はカルマさんに怖さを感じていて馬房の前も遠慮がちに通っていたのですが、徐々にそっと人参を上げたり撫でたりして話しかけるようにしていたら、何となくカルマさんって、実はめちゃくちゃ甘えん坊なのではないかと思えてきたところです。
そう思ってみると、思い当たるあれやこれ。
そこで、馬房から馬場に出すときも、「カルマ、実は甘えん坊だもんね、でも歩こうねー、おしごとだよー」と話しかけながら歩き、乗っても「よろしくね。頼んだよ」とポンポン首をたたき、先生の今までの指導をよくよく心がけていたところ、なんとなくうまくレッスンをこなすことができたように思えます。
レッスンが終了時、「カルマに苦手意識を持っていたんですけど、少しだけ慣れてきたように思えます」と先生に言ったら「こいつはちゃんと乗れればいい馬なんだよ」とおっしゃっていて、なるほど、です。
乗馬は騎乗者による、それに尽きますね。もちろんお馬さんだって動きやすい子、重たいといわれる子など色々いますが、乗り手が実力不足だといかんせん馬の方もどうしようもない。
実力が足りない部分は仕方がないけれど、怖がってばかりではなく、馬に負担なく乗り、自分の希望を正しく伝えられるよう努力を惜しまず、かつ馬にとって優しい存在でいようと努める。
頑張ろう。
鐙の長さについて
今日も「立ったまま速歩」の練習がありましたが、うーん。イマイチうまくいかない。これはカルマさんのせいではなく、私のせい。
というのも、今日は鐙の長さを一つ長くしてみたのです。これが良くなかった。
鐙はいわゆるベルトと同じような仕組みで長さを調整するのですが、1穴を変える3cm~5cm くらいの違いが出ます。大したことないように思えても、そのせいで鐙が脱げやすくなったり逆に脚が使いにくくなったりしてしまうのですが、初心者にはこの長さの調整がなかなか難しい。
自分に合った長さを探す旅はまだまだ続きそうです。
サシバエの季節
梅雨も真っ只中、雨か蒸し暑いかのこの時期から、サシバエ大活躍です。この吸血ハエにヒトは刺されませんが、馬にとっては非常に痛いらしい。
カルマさんもそっちが気になって、私の合図に応えてくれないことが多々あり、軽く入れた鞭も無視。
先生曰く「その鞭よりハエのほうが強い状態だから、ハエに負けない!」
鞭より痛いハエ。かわいそうに・・。
でもさ、動けばハエもついてこれなくなることが多いのだから、動いてくださいよ、カルマさん。