ここ数日、関東地方は35度を超える危険な暑さが続いています。
そんな中、朝1番でサンヨーガーデンに行ってきたのですが、猛暑の怖さ、思い知ってきました。
そもそもその日は朝からちょっとワタクシ、体調がイマイチでした。
でもお馬表を見たところ、この日はレイノとリンド。わーい。好きな2頭です。
うきうきとレイノの馬房に向かい馬場に連れ出しましたが、忘れてた・・・。レイノさんサシバエが大嫌い。まあ、サシバエ好きな馬はいないと思いますが、レイノは本当にイライラしちゃうみたいで、常時皮膚はブルンブルン震わすし、しっぽはバシンバシン、足はだんだん、首はぐいぐい。
歩くよ!と脚合図を出しても、いうことを聞いてくれない。レイノには鞭NGですが、じたばたされてもいいや!と今回は軽く鞭を肩に入れてしまいました。するとレイノは耳を倒してむっとしているようでしたが、しかたねーなー、とのろのろ動いてくれはしました。しましたが、私の体調の悪さも相まってか、ほんっとーにボロボロのレッスンでした。
何とかかんとかだましだまし動かしての休憩タイム(このクラスではレッスン中盤にヒトの水分補給と馬の休憩を兼ねて少し停止し、ゆーっくり歩く時間が設けられています)、急に先生の声が。
「**さん!しっかり!大丈夫ですか!?」
見ると、意識がぼんやりしてぐったりしてしまっている馬上の方を先生が必死に押さえています!
すぐに他スタッフの方々が飛んできてケアをしてくださり、ご本人もどうにか下馬し、涼しいところでしばらく安静にしていたところ、体調も戻ったようで一安心。いやあ、走っている時じゃなくてよかったね、と先生もホッとしていらっしゃいました。
でも、馬たちも私たちもちょっと動揺してしまっているし、レイノにいたっては「ボク、もう帰る!絶対帰る!」と云い張っているし、先生に「今日はこれでレッスン終わりでいいですよ」と、ほかの方と一緒にお伝えし馬場を後にしました。
で、レイノったらそそくさと馬房に戻ったとたん、なんだか甘えモード。
顔をそーっと私に寄せてきます。
私が顔を突き出すと、鼻をふっと私の口に当ててきます。かわいーなー。
いや、今日、私はレッスンで君になめられたんですけどねっ!こんなんじゃ、こんなんじゃ・・・
いやー、許しちゃうわ。
とホクホク顔で2鞍目に向かうワタクシ、猛暑の中の運動の怖さを知るとはまだ思ってもいないのでした。(長くなったので続きます)