馬術界隈では初老ジャパンの銅メダルに大盛り上がりですが、彼らよりも年上な私って・・とちょっと複雑な気持ちです。
いやいや、しかし本当におめでとうございます。人馬共にかっこよかった!障害飛ぶときの揃ってる後ろ足を見ると、きゅんとしてしまいます。かわいい。
さてその競技の少し前、私は埼玉でレッスンでした。
1鞍目は白馬のウィリアム氏。
お昼休憩中のウィリアム、馬場に放牧されていました。暑い夏の昼下がり、木陰でぼんやりしているのかなーと思いきや、日向でごろーん。暑くないのかしら。
「ウィくーん!」
と呼びかけると、こちらにテクテク歩いてきて顔を摺り寄せてくれます。かーわーいーいー!*1もう今日はこれだけでもいいやっと思うくらい幸せですが、いやいやこれからレッスンです。
今日の目標は、駈歩での手綱の安定。先週2鞍目に言われた「脇にタオルを挟んで落とさないイメージ」これを意識してみると、あら不思議。騎座も不思議と安定して、よいスピードで随伴することもできた感じです。
同じレッスンに出ていた方に「上のクラスでも通用する乗り方だった」とおっしゃっていただいて嬉しい!
でも、これは9割がたウィリアムのおかげだと思います。ウィくんがいつだってちゃんと動いてくれるから、へたっぴな私でも正しい騎座とバランスをキープして乗ることができます。
ありがとね、ウィリアム。
とウィリアムをみると、暑さのせいか少ししんどそうだったので、先生に許可をもらって、私だけレッスンを早めに切り上げて丸洗いでクールダウン、馬房に戻しご褒美人参。
この夏は、本当に暑いので、お馬さんたちもなかなか辛そうです。人もつらいよ。
一緒にがんばって乗り越えましょうね。
おまけ:
帰りに一緒になったベテランさん曰く、ウィリアム氏は「初心者には優しく、上級者には手厳しい、良い先生馬」だということで、私のような初心者には多少合図が不明確でもほいっと反応してくれるけれど、ちょっと上手になった方が間違った合図を出すと何もしれくれないらしいです。
でも、それってすごくありがたいことで、初心者にとってはバランスだとか脚の位置だとか入れ方だとか、悩むことがたんまりたくさん!なのに、そもそも動いてくれないとなるとなんの練習にもなりません。
それどころか、動かすためにへんなところに力が入ってしまいバランスも崩れてしまうので、レッスンを受けない方がよかったのではないかと思ってしまうこともあるのです。
ウィリアムさんのような素晴らしいお馬さんが多くいるといいのですが。ウィくん、高齢だけどなんとか元気に頑張ってほしいな。