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50歳過ぎて始めた乗馬初心者ログを中心に、バイク、犬、低山ハイキング、家庭菜園など日々を徒然と

乗馬はやっぱりお高い?

先日、乗馬を始めてよかったことを書きましたが、いいことにはそれ相応の対価があるもので。

  • やはり出費はそれなりに。

となります。

小銭じゃ乗馬はできない・・のよねぇ。

とはいえ、乗馬が趣味というと「お高いんでしょう?」的な反応が多いのですが、実感として「クラブを選べば」そんなべらぼうに高いというわけではないと思っています。

一般的なクラブで会員となって騎乗する場合、必要となる費用は以下になります。(クラブによっては会員にならなくともビジターでレッスンを受けることができるところもあります)

  1. 入会金
  2. 月会費/年会費
  3. 騎乗料
  4. レンタル代(購入しちゃえば不要になるけど)
  5. その他(保険とかクラブによって光熱費とかテキスト代とか入るところも)
  6. 交通費(クラブは郊外にあることが多く、案外かかる場合がある)

料金や会費の扱いなどはクラブによって大きく変わりますが、私の場合、月4鞍乗った場合の1ヶ月の費用は、月会費騎乗料を合わせて25,000 円ちょいくらいです。

これに入会金を1か月分に換算すると、30,000 円弱でしょうか。

実はクラブを探す際、1)1か月に4回騎乗  2)会員の場合3~5年を目安に して必要経費を以下のように計算していました。(2024/03現在)

 

サンヨーガーデン 3年会員の場合(会員期間が過ぎると更新料あり)

入会金:440,000 円 月会費:8,800 円 騎乗料:3,630円(平日)

220,000 /36 +8,800 + 3,630*4 = 約29,430円

ビジター会員の場合:6,600 円/1鞍 (5鞍以上/月 乗るなら会員なったほうが得)

 

埼玉の乗馬クラブの場合

2年限定会員というのがありました。

入会金:33,000 円 月会費 18,150円 騎乗料: 3,850 円

33,000円 /24+ 18,150 + 3,850*4 = 約34,925 円

 

有名大手Cの場合(行っていないのでサイトから確認)

入会金:220,000 円 月会費 16,500 円 騎乗料:1,650 円(平日)

220,000 /60 + 16,500 + 1,650 *4= 約26,760 円

 こちらでは入会金を支払えば永久会員のようなので5年継続するとして計算しました

 

月4回(土日の場合)入会金などもならして3万円前後というところが、関東近郊だと多いかもしれません。

もちろん自馬を預託したり、都内23区内の一等地にあるあのクラブのような高級なところに行ってしまうとちょっと話は別になりますが、クラブも探せばそんなに乗馬ばかりがお高い趣味というわけではないと思います。

飲み会少し我慢とか、デパコスじゃなくて無印やドラッグストアのにするとか、ランチはお弁当にするとか、スタバ我慢でコンビニコーヒーとか、本は買わずに図書館でとか、旅行回数を減らすとか、そういうので少し補填すれば、まあまあ庶民でもできなくはないと思って今頑張っています。

ちなみに、昔やっていたダイビングは1回都内からツアーで参加すると、2万円前後。ゴルフだってコースに出れば、1万円くらいはかかるそうですので、それらと比較するとちょっと高い?

ただ、今回の計算は乗馬に週1回習い事として通った場合なので、ビジターとして1回だけなら大体1万円前後で乗ることができます。 (が、ビジター設定がないクラブも多々あります)

コロナ禍、まだ乗馬始める前に体験で外乗に行きました。
バランスひどくて恥ずかしいけど、こんな下手でも外乗できるということで
八ヶ岳ライディングファーム)

なんとなく、乗馬料金についてまとめてみました。後日もう少しいくつかのクラブを挙げてみようと思っています。

乗馬を始めてよかったこと(50鞍初心者の感想)

乗馬を始めて10か月くらい、鞍数にしておおよそ50ほど乗ったことになりますが、50歳半ばの私が乗馬を始めてよかったと今思っていることを挙げてみました。

 

乗馬をやってよかったと思うこと

  • お尻のタルタルがなくなった!(いやこれがほんと一番の驚き)
  • 少しおなかのぽっこんがなくなった!(これは、まあまあ)
  • 姿勢が良くなり肩こりがなくなった!(巻肩が少し解消)
  • 日常でもストレッチや筋トレなどをするようになった(健康促進)
  • 嫌なことがあっても「私、今週末馬活なんだよ。推し馬に乗っちゃうんだよ」なんてことを心の中で唱えることで、すべてOKの無敵な人になった(これ一番)

やはり美容効果は抜群。これは週に1回乗っていての感想です。

空の効果のせいで無敵さを感じるポニー(伊豆シャボテン公園にて)

でも美容効果も嬉しいのですが、なによりも「無敵な人になれる」が一番なんです。

もちろん乗馬じゃなくてもなんでもいいから夢中になれるものを何か持つことによって、人は「無敵」になる。ちょっと前のはやりことばになりますが、「推し」を持つ事によって生きる力がでたり、世の中をうまく乗り越えて行けるようになる話はよくよく耳にします。

 

そういうものはいきていくうえで本当に大切、でもね、もう50歳にもなるとね、それほど夢中になれるものってなくなってくるんですよ。

若くまだ体験してきたことが少ない頃はいろいろなものに夢中になれたけど、経験を積んでくるとだんだんと何を見ても脳が新鮮さを感じにくくなってきます。

 

その上、30歳,40歳とこなした(現在進行中もありますが)仕事、家庭生活、子育て、これらは自分のことだけを考えてやっていくことはできません。特に子育てともなると、自分は二の次となりますし、等身大の自分とは異なる「お母さんらしいお母さん」「子どもの保護者」というコスチュームを身に着けなければならないときが多々あります。(まあ夫が理解ある人で良き妻がないだけましなんですけど。)

 

自分ひとりだけの世界で、何かを見て心動かされて、夢中になる。

そういうことが子育て中は、うまくデキる人は切り替えられるのでしょうけど、私には難しかった。

そしてなにより、子育てってめちゃくちゃ大変だけど、めちゃくちゃ面白いし心がものすごく動くものなので、それ以外に心を持っていく余裕も隙もないという話もあります。

それが終わりに近づいたこのタイミングで、これだけはまれるものを見つけられた私は幸せもんだなと思うわけです。

 

さて最後に、いいこと書いたら悪いことも。

  • やはり出費はそれなりに。

お金の話はまた改めて纏めたいと思っていますが、まあ、推し活に多少の出費はつきものということで。

推し活万歳!

横浜「ポニーセンター」の厩舎にある風見鶏ならぬ風見馬。
ポニーセンターには日本在来馬もいて馬に乗れないときには癒やされに行きます。

 

58,59鞍目 私物には名前を書いてくれー(2024/03)

今日は埼玉です。

遠いので朝いちばんのレッスンの場合、5時半起きです。眠いです。電車爆睡です。

 

クラブについた途端、ベテランクラスのメンバーさんから「同じ駅からいらしてますよね」と声をかけられました。私、全然気がついていなかったのですが、自宅最寄り駅が同じ方がいらしたんです。

乗馬の鞭を持っている人がいるなーと思って見ていたんですよ」とのこと。早朝でぼんやりしていて全く気が付かなかった。いやー恥ずかしい。眠すぎておばちゃん、アホ面して寝ていましたわよ。

お食事中タッチくん。
たーっち!と呼ぶと「なにー?」ってご飯中でも見てくれる可愛い子。
でも喧嘩っ早い

さて、今日も今日とて軽くトラブルです。

このクラブでは馬装を初心者のうちからやるのですが、不慣れな私は馬具を探すのももたもた

そしてお馬さんの足にプロテクターをつけようと探しましたが*1、どこに収納しているのかわからず、そこらへんにあるのでいいかなとキレイ目なものを持ってきて装着してレッスンを受けました。

レッスンも無事に終わり、次のレッスンまでの空き時間、私の乗った馬を馬装そのまま他の方が乗っているのをぼんやり見ていたら、生から、「あのプロテクタ、クラブのではないですね、誰かの私物です」と言われ、真っ青。すみませんすみません

私物には名前書いておいてくださいよぅ。どおりでやたらきれいだなと思っていました。(クラブのは結構ボロ

次の方のレッスンが終わるのを待って、はずしてすぐにきれいに拭いて戻しておきました。やだ、もう。ごめんなさい・・。

(その後、クラブのプロテクタ置き場を教えて頂いました。朝は忙しいのでなかなかスタッフの方が見つからず、聞かずに進めたのもよくなかったです。重ね重ねごめんなさい)

こちらもご飯中イッテツさん。
イッテツさんも呼ぶとちゃんと振り向いてくれる。いい子やねぇ。

レッスンは1鞍目タッチくん 2鞍目イッテツさん

圧迫 - 舌鼓 - 軽いキック - 強いキック - キックプラス鞭 のステップで脚を使い、なかなかの反応を得られたかな。

ただ、タッチくん、前回より反応が得られたの良いのですが、カーブになると内側に入ってくる

そういう時は、外側に重心をかけると良いとのことでした。外側に重心をかけるには、鎧も外側を踏む、頭の位置を意識して外側に。馬の外側の耳に自分の体の中心があるようなイメージにするとバランスが取りやすいとのこと。

脚は、軽いキックのときは外側に足を向けて、前に押し出す感じがベストだそう、実際少し気をつけてみたら、かなり応答がありました。これは、圧迫脚のみの時の、足を外側にしてギュっと同じといえば同じなのだなと納得。

 

注意されたこと

  • 膝を閉めないよう気をつけて
  • 重心のバランス
  • 手綱の長さ

 

個人的メモ

今日もやらせていただいた、鞍から「立つ-立つ-座る」などのイレギュラー速歩練習をする際、どうしても膝を締めてしまう。

膝を閉めないと、鐙に立っているだけで自分を支えることになるので、主に後ろに倒れそうになる・・のを腹筋背筋でえいや!とバランス。

色々な解説サイトなどを読むと、乗馬中は基本的に坐骨、太もも、鐙の3つで自分の体重を支え、ふくらはぎは馬体に沿えておくだけとあって、でも「立つ」のときは、それだと鐙に全体重がかかってしまう。

たまに見かける(やったことはまだ無い)鐙を外して乗る練習ー鐙上げ?ーをする場合、鐙がないのだから軽速歩をする際には、ふくらはぎで馬体をはさんで自分を支えることになると思うので、ふくらはぎを押し付けてよいのだと思うのだけど、今一つわからないな。

次回までに調べてみよう。

ピアノにしろ乗馬にしろ、頭でわからないことは絶対体で再現できないと思うのよね。

 

おまけの雑記

ところで、膝って「締める」の?「閉める」の?

開いている膝を閉めるというイメージもあるし、膝をぎゅっと押し付けるなら「締める」イメージもあります。

  • 膝を閉めるときには内転筋を使います
  • 膝を締めるときには内転筋を使います

上記word のチェック機能かけてみたけど、どっちもOKだった・・。うーん。

 

*1:プロテクターは初心者レベルの場合つけないことも多いようですが、このクラブでは前足だけでもつけるようです。理由は、なんでだろう?

56,57鞍目 脚は圧迫?キック? (2024/03)

今日は3か月ぶりくらいで埼玉です。

 

久しぶりなのに!しょっぱなからトラブルです。

このクラブは駅から非常に遠くかつ山の中腹にあり公共の交通機関もないので、車送迎が必須です。

送迎車は最寄駅から毎時20分出発なのですが、定時10分前に行っても車も待っている人もいませんでした。

しばらく待っていましたが、出発定時を過ぎても駅前は客待ちタクシーとハイキング客くらいで誰もいません

も、もしや私ったら時間を間違えた?とクラブに電話してみたら、車の定員オーバーで発車してしまったとのこと。すぐに折り返して行きますので!と言われ、しばらくのどかーな田舎の駅でぼんやりしていました。

お天気もいいしぼんやりしちゃうよね。駅前には土産商店1軒だけの田舎の駅

レッスン時刻ギリギリの到着となり、おかげで、馬装はスタッフの方がやってくださっていまして。あー良かった。(実は馬装、まだちゃんとレギュラーで通っているクラブでは習っていないので、自信がないのです)←よくない!

 

お馬はイッテツさん、タッチくん。

お顔立ちがとても良いタッチくん。(坊ちゃん刈り?)
でも性格はイマイチで他の馬に喧嘩を売りまくるらしい・・。

このクラブは久しぶりなのでまず基本。軽速歩、また速歩での「立つ-立つ-座る」「立つ-立つ-立つ-座る」などのバランス練習や正反撞などを行いました。

特に、この「立つ-立つ-立つ-座る」になると結構バランスが前後に崩れてしまいそうになります。3回目の「立つ」のところでちょうど馬の背中が上がってきます。そこが難しい。またこの練習やりたいな。レーニングっぽくて楽しい

 

そしていつも悩みの脚について。

いつも通っているクラブの脚の教え(蹴らない!圧迫で3段階)で馬を動かそうとしていたら、すぐに先生に「蹴って!」と言われてしまい、クラブによってやり方が違うということを思い出しました。ここでは蹴るのでした。

 

このクラブでは下記のような脚の段階を行います。(これは初心者の話で上級者は異なります。)

   圧迫 - 軽いキック - 強いキック - 強いキックと軽い鞭 - 強いキックと強い鞭

いつものクラブでは以下。

  挟む - 圧迫 - 足を開いてふくらはぎ圧迫 - 圧迫+鞭 - かかととふくらはぎをぐいっとずり上げる

 

いずれのやり方にしても、「鞭とかキックとかやられるのはイヤだから、イヤなことをやられる前に、圧迫で反応しておこう」と馬に思ってもらうのが最終的な目的なんだと思います。

 

そもそも、とっても上手な方のお話を聞くと、脚で発進だの継続だのと言っているようじゃだめで、実際は「騎座」の力も大きいのだそうです。

だからと言ってお尻で鞍をぐいぐい押したってだめだそうで、まあ、私にとってはまだまだ未知の世界です。

その未知の世界を目標にまずは、そのための「バランス」を養う。そして養うためには馬に動いてもらわなくてはならない

だから、キックをする。なのかな?

 

インターネットで「脚 圧迫 キック」で検索すると、たくさん解説が出てきます。私のような初心者にとって、指導や乗り方の違いって混乱してしまう部分でもあるので、こういう解説サイトって本当にありがたいです。

 

注意されたこと

  • 圧迫の脚は(この馬は)効かないので蹴ってよし
  • 手綱が伸びないように
  • 正反動のときなど、股関節のちからを抜いて脚
  • 常歩のときにかかとが上がりやすいから注意

 

54, 55鞍目 馬のお手入れは及第点 (2024/03)

このブログ、ようやっとほぼリアルタイムに追いつきました。

まだまだあっちぶつかりこっち落ち込みのヘタレuma-logは定期的に更新する予定ですが、家庭菜園シーズンも始まることですし、雑記ブログとして機能しそうです。

 

さて、今日のお馬さんはカルマさんと幸さん。

「さーち♪」と呼ぶとこの優しい目で見つめてくれる幸さん。癒やされます

うわあ、カルマさんかぁ悪天候悪馬場の(私に原因がある)最悪レッスンが頭をよぎりました。しんどいな。でもどんなお馬さんでも乗れるようにならないといけませんものね。頑張ろう。

 

と鼻息荒く意気込んでいましたが、カルマさん、なんてことなく、お利口さんで全く問題ありませんでした。

あの時はなんだったんだろうと思うほど。やっぱり悪馬場が嫌だったのだろうか。

基本の良い姿勢と、三段階の脚だけでちゃんとコントロールできました。鞭はほぼ使わずに。やればできるじゃん、カルマじゃなくて、私。(いや、カルマ様のおかげだと思います)

 

 

そういえば、今日はいつもカルマを大切にお手入れしていて比較的カルマに乗ることが多い方(私はカルマのママンとよんでいます)が他のお馬さんに乗っていて、カルマさん、ちょっと気になっていたみたいです。ママンさんが騎乗している馬を褒めたりすると一瞬耳がそっちを向いたりして「ぼくは褒めないの?」みたいな感じ。かわいい。

 

2鞍目の幸は安定のお利口さん。

なにかトラブルがあっても動じない、強いメンタルの持ち主で優しくて大きくて、本当に大好きなお馬

強いて問題点を言うなら馬房から馬場に行く途中、道草を食いたがることでしょうか。そういうときには、しっかり手綱を引いて「だめ」とすぐに叱ります。

NGなことはきちんと叱ることが乗馬において大切なんだそうです。馬と人との関係において、「リーダーは馬に乗る人」であると馬に認識してもらうことで、確かにその後の乗馬レッスンもスムーズになります。「馬に優しい乗り方」はするけど、それとなんでも許すということは違います。なんでも許してしまうと、結局レッスンで何も言うことを聞かない馬になってしまい、馬も人も不幸になってしまうそうです。そのためも引き馬も大切な時間なんだな、と改めて実感。

 

もちろん叱るとはいえ、お馬さんの力はとても強く、もし本気で草を食べようとしたら、私ごときでは止められません。でも、「これって怒られるんじゃない?だめって言われるんじゃない?でもやってみようかなぁ」レベルでたいていやっているので、すぐに「だめ」と止めれれば、「あ、この人は舐めちゃいけないんだな」と認識してやめてくれるようです。

幸さんも3回くらいトライして、諦めてくれました

 

さて、今日はお馬さんお手入れをするチャンスを頂きました。

今日のお相手はラグナさん。Aクラスでは本当にお世話になった白馬ちゃんです。ラグナさん、馬房でごろんごろんしてしまっていたようで、おがくずだらけだったので、ゴムブラシでくるくる汚れを落としてあげ・・うわーー毛がぶわー

そう、この時期冬毛が大量に抜けるのです。しかも白馬。あっというまに私は毛だらけになってしまいました。

春だねえ。

帰りがけに、私のお手入れをなんとなく見守ってくださっていた方から、「これならもうひとりでできるんじゃない?」と一言いただき、嬉しい。次回から積極的にお手入れお馬を探していこう。

 

 

今日気をつけたこと

  • 3段階の脚(1.ふくらはぎでギューッと長い圧迫 2.足先を開いてぎゅぎゅぎゅーと強めの圧迫 3.そのままかかとからずりっとすりあげる)
  • 脚は不要な時は当たらないように
  • バランスと姿勢。おしりの前の方で座るように

今日は、2鞍とも脚の圧迫のみで発進継続ができ、鞭はほとんど使わなかったことが成功!って感じでした。

 

注意されたこと

  • 鞍に立つイメージで座ること
  • 自分が一番乗りにくいところで座るとそれが馬にとって楽なところ
  • 前にも後ろにも倒れない。馬に負担のない乗り方
  • 頭は上に上に上に!下半身は下に
  • 軽速歩は座る時こそ上への意識をして「ふわっ」とおしりの前の方で座る
  • 脚の時に姿勢が崩れないように

 

52,53鞍目 馬は穏やかな人が好き♪ (2023/03)

前回、少し前向きになれる乗馬レッスンでしたが、いい気になると碌でもないことが絶対起こる私の人生、粛々と謙虚さを忘れず今日もクラブに向かいます。

私のいっているクラブでは、ホワイトボードに当日乗るお馬さんが書かれています。

今日はリンドふた鞍。うーん。調子悪いお馬さんがいるからリンドさんちょっとお仕事多めかも。ここでこそ、あの「馬に優しく!」です。

 

早速リンドさんの元へ、袖の下にんじんも忘れずにね。(効果はないけど)

耳絞っていないリンドさんは目もくりくりしていて穏やかなお顔で可愛い。

そうそう、「馬は穏やかな人が好き」とどこかで目にしました。犬だって猫だって優しくて穏やかな人が好きだもの。そう思うと確かに!です。

穏やかに接し、穏やかに馬房から馬場へ引き馬したところ、酷い耳絞りに合うことはありませんでした。ま、定例のちょっとみみしぼはありましたけど。

「優しく、穏やか」しばらくのテーマです。

 

さて、いざレッスン。

最初の常歩周回で、半周くらいしたら、三段階の脚(1.ふくらはぎ圧迫 3秒 2.足先開いてぎゅーーっ 3.かかとを押し付けて上に持ち上げる)で、少しずつスピードアップ。反応が悪ければ、最初にうちに肩にちょいちょいと鞭

とにかくこれを、意識して、馬に意識を集中してやってみました。

ぼんやり常歩はしません

今回これを徹底したら、常歩時間が終わる頃には、脚でのスピードコントロールがある程度できるようになっていました。

これが大切なんだなと実感。軽速歩もすんなり出すことができました。

リンドさんがお利口さんだったからかもしれませんけど。

 

今日の目標

馬上では姿勢に注意して、まず鎧の上に立つ、そっと座るから始める。

軽速歩では馬に負担をかけずお尻の前の方を鞍の前の方にタッチ。

いつも言われている「立ちすぎない、座りすぎない」を気を付ける

膝や腿の下と蔵の間や鎧はにはんぺんがあって潰さないようにするイメージ

でっ尻にならないようにしてみる


注意されたこと
1鞍目
手綱を開く時は肘を脇につけて
蹄跡を通っていても、直線はまっすぐ、カーブは手綱開いて曲がる意識で。カーブでは脚を入れる。
姿勢ほまっすぐ上に、骨盤立てて、お尻の前の方に体重をかける
常歩から軽速歩に移行した際、最初のうちは馬もゆっくりなので合わせること


2鞍目
馬が楽に走れるように、自分のバランスを考える
自分がヨレヨレすると、馬は辛い
両足の鎧に同じように乗ること(この辺新しい注意)
骨盤起こして、上にの姿勢
脚を入れる時その姿勢は崩さないように(この辺新しい注意)

 

 

 

51鞍目 怖さを乗り越えて初心で (2024/02)

あまりにも酷く落ち込んだ前回レッスンから1週間後。

今日の目標はただ一つ。

初心。

鼻だしリンド。にんじんを前に耳はしぼっていないw

あの最悪のレッスンからこっち、暇さえあれば動画やらサイトやら山ほど見て、色々とお勉強してきました。自分の何が悪いか、どこがいけないか。何が問題だったのか

 

特にインスタで乗馬についてのレクチャーをしてくださっている方々の情報やyoutubeが本当に役に立ちました。

その中に「人と馬のことだからうまくいかない日もある、少し騎乗数が増えると上手くいかないことがある」というものもあり、ちょっとだけ心の棘が取れました。ありがたかったな。

 

お馬さんに乗れるのは1週間にせいぜい1時間半。そこで注意されてちょっと試してみてそれでおしまい、じゃ上達もなかなか難しい。

乗らない間に、前回の反省やどうすれば良いのかを色々考えて、次回実践してみてってやらないともったいないとしみじみ思いました。

今までも解説動画など見ていただのですが、お馬さんに乗っていない時間の学びも必要であることを、再認識です。

 

さて、レッスン。お馬さんはリンド。

リンドさんとカルマさんにはハートブレイク中なので、できれば優しい幸さんを期待していたのですが、幸さんちょっと調子悪いようで残念。

騎乗前にとりあえずリンドさんに挨拶。一応袖の下のにんじんを一つ。(効き目があるとは思わないけど)

 

引き馬でまたトラブルになったら怖いな、と思っていたのですが、どうにかこうにか馬場まで連れて行けました。

今日はまず、耳ー肩腰ーくるぶしを一直線とにすること、常歩で鎧に立ってバランスを確認してからそっと鞍に座り、姿勢を大切にしました。これは、今回のテーマ「初心で」の一つです。

以前どこかのサイトで、最初は常歩ー停止を繰り返すと良いと聞いたので、ちょっと実践してみましたが、先生に、「ちゃんと歩いてからやる方が良いよ」と助言いただきました。

馬上では、兎にも角にも「姿勢」を保つことと、馬の様子に敏感になることに集中しました。

終わってみれば、前回と雲泥の差。

思わず先生に、「前回より良くなっていますよね?」と聞いたら、うんうん。

うれしい。

前回めちゃ落ち込みましたといったら、「そういうこともある。いい時も悪い時も乗馬っていうものはあるんだよ」と。

また、動画画像とか見るのも人は目から得るものが多いからいいよ、とのことでした。

 

ほんと、ほっとしました。

 

気をつけたこと

膝をしめすぎない、膝と鞍の間に🍘があっても割れないくらい。(インスタで見ました)

ふくらはぎはそっと馬体に添える。なるべく通常は当たらないように

(これは正しいのかわからないのですが、鎧は脚を入れない時は小指の方で踏むとインスタで見ました。脚が入らないようにしながら馬体に沿わすのに良いらしいです)

脚圧迫を意識

腰下は猫背腰上は上に伸ばす(インスタ情報:でもやりすぎると姿勢が悪くなる)

胸を開いて胸元のネックレスをアピールするように(笑(インスタ情報))

 

注意指導個人的メモ

最初の常歩

ぎゅーと脚、思うスピードにならなければ脚しながら思う速さになるまで鞭、出たら鞭も脚も止める、これを繰り返すうちに、脚だけで出るようになる。

常歩でスピードが落ちたらこれを繰り返す

自分の脚はこういうものだということを最初のうちに教えていけば、後々楽。

この時、最後には脚だけでかなり頭を上下に振るくらいまで歩かせられるようになった。これが今回良かった。

 

軽速歩について:

インスタで「軽速歩が下手な人は、それを自分のためにやっているから。本当は馬の負担を減らすためにやるべき」と見て、目から鱗

そういえば、前「馬に優しくなろう」って思ったばっかりじゃない私?

それだよ!とぴしっとパズルがあったような気持ちです。

 

立つ座るが馬より早くならないように(できたみたい)

馬に優しい軽速歩、馬のための軽速歩意識

もう少し前に体重のバランス。(できた)

座るのではなく、鞍にお尻タッチする感じ、馬の上で屈伸している感じ

脚もよく走っている時は入れず、遅くなったなと思ったらぎゅ、緩急つけた脚入れをすることは常歩と同じ。