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50歳過ぎて始めた乗馬初心者ログを中心に、バイク、犬、低山ハイキング、家庭菜園など日々を徒然と

49,50鞍目 悪馬場で最悪のレッスン (2024/02)

インフルエンザにかかっていたため2週間乗馬できず、ここ数日雨が続いていたのだけれど、ここ逃したら3週間あいちゃう!とレッスンを受けました。

 

悪天候ということもあって、いつでも見かける(笑)常連さんたちもあまりいらっしゃらず、馬たちものんびりお休みモード。雨もしとしと。静かな静かなクラブ。

これから私にとって今までで最悪のレッスンが待っていることなど微塵も感じさせないような、静かなスタートでした。

この日は凹みすぎて写真も撮っていないので別の日の可愛い幸さん、なごむー



今日のお馬さん、リンド、カルマ。

まずリンドさん。

彼はミミシボだけど、乗っちゃえばなんとかなる子、と気楽に馬房に入ったらいつもよりもひどく耳を絞られ、厩務員さんが誘導して出してくださいました。

む?ご機嫌斜めかな?と思ったけど、あまり深く考えずに馬場へと引き馬しました。

 

流石の悪天候、レッスンはマンツーマンです。

一人トボトボ、雨の中馬房から馬場まで引き馬をしていた途中のことでした。

リンドさんが立ち止まり道草を食おうとしたので、軽く手綱を引っ張って「だめ!」と叱ったら、リンドさんは私の二の腕を軽く噛んだかと思うと、後ろ足で立ちあがるようなそぶりをし、じたばた暴れ出したのです。

うわ!こりゃまずい!とギュッと抑えた手綱が、なんということでしょう!

ばちんっと片方切れてしまいました!

ええー!

私も(多分)リンドもびっくりしてしまいました。

リンドはびっくり効果かその後落ち着きましたが、もう絶対動かないもんねの頑固モードになってしまい、叱っても宥めても目をじーっと見ても動きません。

本当はこういう時は、鞭でちょいちょいって促さなくてはいけないのですが、さっきの暴れぶりが怖かったため、また暴れたらどうしようと、私は何もできなくなってしまったのです。

 

悪天候で同じ時間にレッスンを受けている人も他にいない、ただただ雨の中、先生もそばにいないし、ポツンと道の途中で途方に暮れてしまいました。

怖い上にとても心細く、でもそんな態度をリンドさんに見せたら負けだ!という意地で残った手綱を握っていました。リンドさんは敏感だから、そんな私の虚勢を見抜いていたとは思いますが。

 

あまりにも馬場に到着しない私たちに、様子がおかしいと先生が来てくださり、ようやっと一緒に馬場まで誘導してもらい、手綱を変えていただきましたが、本当に本当に怖かった。(馬場への道にはカーブがあって、途中馬場から見えないところがあるのです)

 

レッスンは今日はもう受けなくてもいいかな、とも思うくらい怖かったのですが、多分ここで乗らなかったら私はしばらく乗馬ができなくなってしまうと、なるべく平然とした顔で頑張ってレッスンを受けました。

蹄跡が水浸しだったので、蹄跡内側に誘導したりしていたので、いつものような溌剌リンドさんというわけには行きませんでしたが、まあまあ、なんとかなんとか軽速歩までのレッスンを滞りなく(苦笑)終わらすことができました。

 

もちろん、とても怖かったしこれはこれで最悪なんですけど、2鞍目がもっと辛かったのでした。

 

2鞍目、カルマさん。

 

全く動きません。ちーん。

 

ぎゅーっと脚!出るまで諦めずに鞭!と先生に言われるのですが、もうかれこれ40分以上ぎゅーぎゅー脚をいれ(ているつもり)続け、最後の方は脚を入れる力も元気ももうありませんし、そもそもそんなにパシパシ鞭を入れたいわけでもないのです。結局15分追加の居残りレッスンをしたけど、速歩はほぼ出ませんでした。

 

途中先生が私と変わって乗って動かしてくださり、その時はまあまあ動いたのですが、再度私が乗ったらやはりダメ。

ただ、先生が私が凹み過ぎたのをみかねたのか「今日は僕が乗っても、カルマは悪馬場で汚れるのが嫌なのかいまいちでしたから」なんておっしゃってくださって・・・。

途中カルマをいつも可愛がっていらっしゃる方が見にこられて、あまりの動かなさに恥ずかしいやら申し訳ないやら。

すっごく悔しいレッスンでした。

 

毎回帰りの電車では、その日の反省メモをスマホに書くのですが、ちょっと何もできず、ぼーっとしてしまいました。

 

私には悪馬場の時はまだ無理と分かっただけでもよしとし、しばらく悪天候の時は素直にキャンセルしようと決めた1日でした。

 

個人的注意メモ

軽速歩が馬より早くならない、ということは、立つタイミングが早くなりすぎないということ(今回リンドさんの時はなかなかうまくできた。それだけが救い)