今日はサンヨーガーデンです。
今日のお馬さんは、リンドさんと、お初ですよろしくね!のレイノさんでした。はじめましては、人でも馬でも嬉しさと少しの緊張を感じます。
いくつかのクラブでは「キック」が脚として使われますが、ここの先生は「絶対キックだめ!」なので、絶対蹴らないこと、3段階の脚(長いふくらはぎ圧迫、足を外に向けた圧迫、下から持ち上げるの3段階)、馬に優しく(これ一番)が今回のテーマ。
1鞍目、毎度のリンドさん。
最初の常歩にて3段階の脚を使用して数周回ると、だんだん簡単な脚ですっと動くようになり、速歩は最初の数歩だけ戸惑ったけれどすぐに出て、なんだかリンドさんも少しだけ(私が)慣れてきたかな。
そういえばリンドさん、馬房から出すとき耳を絞りませんでした!うれしい!
耳しぼしぼリンドさんもかわいいけど(やけくそ気味)、絞らないリンドさんは目がキラキラしていて本当にかわいいのです。
さて、15分近く速歩をしていると人も馬も息切れしてきますので、いったん小休止が入ります。ここでは水分補給休憩を入れてくれるので、本当にありがたい。
ただこの小休止の後、馬のやる気を再度出すのがなかなか難しいときがあります。
今回のリンドさんもそう。休憩前に培ってきた私と馬の関係が、たかが3分程度のインターバルで崩れるのは、私がへっぽこだからですが。これも課題です。
2鞍目
初めましてのレイノさん。
実はレイノさん、先日他の方が騎乗している際、じたばたどっびゅーんと走られてしまったのを見ていたので、ちょっと緊張。
一緒にレッスンを受ける先輩さんにそう愚痴ったら、「レイノは鞭苦手で、鞭で走ってしまうんですよ」と聞き、なるほど。いい情報を聞いた。鞭は絶対使わんぞ。
が乗ってみたら、全然鞭いらずの脚オンリーで動いてくれるお利口さんでしたー。
しかも圧迫脚のみ。蹄跡に出るときだけグイっと脚を使ったけど、それ以外は軽くぎゅっといれるだけで、いわゆる「元気のよい常歩」が出るし、しかも後ろ足でぐいぐい歩いてくれるから、あの「坐骨にぐいぐいあたる」扶助を実感できて、感動。
常歩の時間に、少し脚を入れ速歩になるのを手綱で止める、というのを繰り返せたので、速歩発進はすんなり。
スピードが出たら、外方手綱を軽くにぎにぎするだけで、コントロールもできる。
レイノちゃん!引馬もすんなりお利口さんだし、ちょっと私たちいいコンビじゃない?(といい気になると私の人生、次回痛い目に合うんだよね、絶対。いや、今回はレイノがお利口さんだっただけですね。)
今回は頂いた情報が本当に役に立ちました。
それぞれのお馬さんによって個性が違うので、馬に乗るには少しずつ乗り換え方や伝え方を変える必要があるんだということを、最近なんとなくわかってきました。いわゆる「攻略」ですね。
馬ごとにその特性や気を付けることをメモした「マイ攻略ノート」を作っている方とお話させていただいて、これはなかなかいいアイデアだなと思いました。相手は生き物なので、日々違うこともあり、絶対ではないけどとのことですが。
■ 注意されたこと
- 馬の顔が内側に向いてしまっている。確かに!バランスか?
- 自分を右手綱でバランスとっている可能性ありとのこと。
- 手綱を張ることを注意したのだが、裏目に出たか?
- 手綱で開く時脇を開かない
- 手綱は引っ張らない
- 上に、姿勢を上げる
軽速歩
- 立つ時は腹前に風船ボールがあってそれをそっと押すように。
- 鎧のところに座ってても立ってても同じように体重がかかるよう
- 脚を使う時も使わない時も座る時のバランスが変わらないように
- 座る時は馬に負担かけないように太ももも使ってお尻の後ろが鞍につかないように(これはいつも!)
- 速歩の最初のうち、特に立つ時は早くなりすぎない(また言われた!)
- おしりの後ろに体重をかけない!前ギリギリ倒れないところられへんを鞍に付けるように。
巻乗り
- 常歩巻乗りでは「ぱかっぱかっ」というリズムを感じる
- 巻いているとき、押し出す時は内方脚、内に入れる時は外方脚で押す
■ 個人的メモ
前が詰まったら抜いて!と言われたのだが、抜くのがちょっと難しい。
とりあえず巻乗り(しかも常歩になっちゃう)で調整とひよってしまいましたが、「それでもいいよ、でもすぐに追いついちゃうからね」と言われてしまいました。
軽速歩で颯爽と内側に入って横を抜くことができるようになる、巻乗りも速歩のままで行える、というのが次の個人的目標になりました。
手綱がきつい可能性があるように思える。馬が嫌がって頭を下げることが今回多かった。
バランスが右にずれている可能性がある。正反撞で左鎧が抜けそうになったことと、馬の顔が右に向いていることがあった。
もう少し股関節を緩く膝を締めないようにしたい。
そういえば、レッスン中隣で鶯の鳴き声がして、春ねぇ。